ユニットバスのサイズとは?ユニットバスの規格と選び方のポイントをご紹介

ユニットバスのサイズとは?ユニットバスの規格と選び方のポイントをご紹介
新築やリフォームで、バスルームのサイズに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。一日の疲れを癒してくれるのが、バスルームです。広いバスルームは憧れではあるものの、間取りなどの関係でバスルームにばかりスペースを取るわけにもいきません。現在90%以上の住宅で採用されている「ユニットバス」は、元々いくつかのサイズが決められていてパーツが作られます。そのため、いくつかあるサイズの中から選ぶ必要があるのです。そこで今回は、サイズについて深掘りしていきましょう。

ユニットバスのサイズとは?

さまざまなメーカーから、さまざまなサイズのユニットバスが販売されているのはご存知でしょう。このサイズは、規格の決まっているのは知らない人が多いかもしれません。ユニットバスのサイズは、「1014」や「1616」など、4桁の数字で規定サイズが定められているのです。

それでは、この数字は何を表しているのでしょうか。それは、ユニットバスの室内の内径寸法なのです。内径寸法の「短辺×長辺」を4桁の数字で表していて、たとえば1014サイズなら、内径寸法が短辺100cm×長辺140cmのユニットバスになります。

それでは、ユニットバスの主な規格と内径寸法を紹介していきましょう。

・1014サイズ:内径寸法100cm×140cm
・1016サイズ:内径寸法110cm×160cm
・1216サイズ:内径寸法120cm×160cm
・1217サイズ:内径寸法120cm×170cm
・1316サイズ:内径寸法130cm×160cm
・1317サイズ:内径寸法130cm×170cm
・1418サイズ:内径寸法140cm×180cm
・1616サイズ:内径寸法160cm×160cm

・1717サイズ:内径寸法170cm×170cm
・1618サイズ:内径寸法160cm×180cm
・1620サイズ:内径寸法160cm×200cm
・1621サイズ:内径寸法160cm×210cm
・1623サイズ:内径寸法160cm×230cm
・1624サイズ:内径寸法160cm×240cm
・1618サイズ:内径寸法160cm×180cm
・1818サイズ:内径寸法180cm×180cm

 

ユニットバスのサイズと坪数の関係とは?

ユニットバスを設置する場合、図面上の床面積(外寸)は坪数で表されます。一般的には、0.75坪・1坪・1.25坪・1.5坪の4種類であることが大部分でしょう。そして、それぞれの坪数に適応するユニットバスのサイズが次のように決まっています。

床面積 0.75坪のバスルーム

コンパクトサイズで大人が一人で入浴するのに向いている床面積が、0.75坪でしょう。コンパクトなサイズだからこそ、浴室内は設備がシンプルで、スペースを有効活用しているユニットバスが多くあります。0.75坪のバスルームに対応する主なユニットバスは、1014サイズ・1116サイズ・1216サイズ・1217サイズ・1317サイズなどでしょう。

床面積1坪のバスルーム

1坪のバスルームというと畳が2枚分であり、一般的な戸建て住宅で多く採用されているサイズです。窓を設けたりドアをガラスにしたりすれば圧迫感もなく、広々した印象が出るでしょう。1坪のバスルームに適応する主なユニットバスは、1616サイズ・1717サイズ・1818サイズです。

床面積1.25坪のバスルーム

1坪とともに多くの戸建て住宅で採用されているのが、1.25坪です。1坪よりやや広くなるため、ワイドタイプの浴槽を導入できたり、洗い場スペースもゆったりしたりと、家族など複数人で入るのにもおすすめのサイズでしょう。1.25坪のバスルームに対応する主なユニットバスは、1618サイズ・1620サイズ・1621サイズ・1624サイズです。

床面積1.5坪のバスルーム

畳3枚分のスペースである床面積1.5坪のバスルームは、もっともゆったり広々したタイプでしょう。ワイドサイズの浴槽や、広々としたカウンターも設置可能で、選択肢も広がります。訪問介護を受けられる家族のいる場合なども、広々していて介助しやすいサイズです。1.5坪のバスルームに対応する主なユニットバスのサイズは、1624サイズ・1618サイズです。

 

ユニットバスのサイズを選ぶポイントは?

ここからはユニットバスのサイズについて、選び方のポイントをいくつかお話ししましょう。

一般的なサイズは?

一般的なユニットバスのサイズは、戸建てなら1216サイズまたは1616サイズ、マンションなら1418サイズまたは1620サイズです。

快適な浴槽のサイズは?

浴槽の広さは、浴槽幅に注目しましょう。100㎝以下では足を曲げて入ることになります。130㎝程度なら身長160㎝前後の人でもある程度ゆったり入れるでしょう。160㎝なら親子でも窮屈しない広さ、180㎝なら親子でゆったり入れる広さです。

10cmの差は案外大きい

標準仕様の浴槽より10cmから20cm幅の広いワイド幅の浴槽があります。10cmの違いでも、体感的には非常に広くなったと感じることでしょう。

戸建てとマンション、サイズの違いは?

ユニットバスは、主に戸建てに使われるサイズとマンションに使われるサイズがあるのはご存知でしょうか。マンションは、間取りの関係で1418サイズなど奥行きのあるタイプが主流です。一方で戸建て用のユニットバスは、1616サイズや1717サイズなど、正方形型のユニットバスが多く採用されています。

 

まとめ

ユニットバスはサイズが数多くあります。プロに相談しながら、間取りや普段の入浴スタイル、家族の人数などに応じて最適なものを選びましょう。

「株式会社東洋建匠」では、外壁塗装やリフォーム、建築・設備などを手掛けております。ユニットバスのリフォームも承っておりますので、サイズでお悩みの方も、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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